NHKマイルカップの馬券の考え方は、過去の好走した事例に似た馬を探すパターンに当てはまるケースが多いG1レースで、今回もピッタリなのが2番人気のジャンタルマンタル。皐月賞の直線で早々と先頭に立って馬場の真ん中で17頭を引き連れて走る野生味溢れる姿が印象に残るレースだった。
デイリー杯から朝日杯を勝って年明けの共同通信杯2着で皐月賞3着。このパターンは皐月賞4着からこのレースを制したアドマイヤマーズと酷似。脚質も先行抜け出しで好走必至。16番枠に入ったのは痛すぎるが、全出走馬の中ではわかりやすく買って下さいという馬だと思う。
まぁ、好走パターンといえば桜花賞2着のアスコリピチェーノもダイワメジャー産駒でピッタリ来るパターンなので、この2頭が3着以内に入る可能性が高いが、配当的には安くて買えないか。ここはルメール騎手でなくてそのまま北村宏司騎手が乗ってくれたら配当もまだ買えるものだったかもはず。
土曜日のレースでは馬場傾向は完全に内を走る先行馬が有利で追い込みは効かない馬場。内枠で先行して粘れそうな馬は、シンザン記念を勝って毎日杯2着のノーブルロジャーと2歳時はトップ級の評価でニュージーランドトロフィーで先行して2着のダイワメジャー産駒のボンドガール。馬場傾向的にはこの2頭が相手候補。
あとは人気薄で走った過去の似た事例パターンに牡牝は違うが、1400mのレースで連勝して2歳G1で惨敗、年明けのレースで人気でコケてから前哨戦で好走してマイルは距離が長いと思われて人気薄で激走したウンブライルに似ているダノンマッキンリーも少し期待している。