ジャパンカップ 過去の似た馬と現在の流れで馬券を考える
今週はジャパンカップ。
天皇賞秋で5着だったシャフリヤールが1番人気予想、3着だったダノンベルーガが2番人気予想されていますが、ジャパンカップなのに明らかに格が落ちた出走メンバーになりました。まるでG2レースのよう。
ひょっとしたら今年は久しぶりに外国馬が勝つかもしれません。しかし基本、欧州と日本の競馬は競技が違うレースと思えるほどなので知らない外国馬は買いません。無視です。来たら仕方がない。
自分の中では天皇賞秋の勝ち馬がイクイノックスかダノンベルーガかシャフリヤールならその馬の単勝勝負をしようと思っていました。しかしイクイノックスは出走せず。日本馬の中でJC馬として見合う馬は実績的に三冠馬のデアリングタクト、ダービー馬で海外G1も勝ったのシャフリヤールぐらいか。しかしデアリングタクトはもう牝馬限定戦でも結果が出てないし、シャフリヤールも目標がここだったとしても、せめて天皇賞秋で3着には入ってほしかったので自信を持って買えるほどではありません。それならその天皇賞秋でイクイノックスほどでなくても鋭い末脚を使ったダノンベルーガを上に見てます。斤量も有利。
普段はこのレースに出走してきたら買うと決めている馬での馬券結果は6~7割の的中率はあるのですが、普通に出走馬を見て予想する場合の的中率はその半分くらいか。それでも買い方が悪くての外れが多いので予想自体はズレてはいません。
今年の競馬界を大局的に見ると1番人気馬が天皇賞秋のイクイノックス以外勝っていません。自分もこういった流れはそれほど自信の無いレースを買う時は予想のファクターに取り入れます。その1番人気馬が飛ぶ流れを見越して宝塚記念のエフフォーリアやスプリンターズSのメイケイエールなど買わずに得をしたレースもあります。
こういった1年間の特徴のある流れは毎年のようにあるかと思います。去年で言えば横山武騎手の大活躍。エフフォーリアだけでなくタイトルホルダーやキラーアビリティでの勝利も横山騎手の絶好調の流れで最後まで続くと読んで馬券を買いプラス収支の助けになりました。
他にも同じ種牡馬、厩舎が勝ったり枠番だったり色々ありますが、秋競馬で1番人気が勝てない流れの上に秋競馬からもう一つの流れが生まれました。3歳馬の大活躍です。そこから考えると今回はダノンベルーガか。そしてマイルCSを勝ったレーン騎手の2週連続G1勝ちを読んでのヴェルトライゼンデ。内枠に入ったのもよさそう。
あとはこのブログを始めた時に書いたある競馬本作家の考えの一つ、過去に当レースを勝った馬と血統や戦績やローテーション等が非常に似たようなケースの馬がいた場合、その馬を狙うというもの。当然、過去の成功事例の馬なので似たケースの馬がいた場合、その馬も同じような結果になりやすいという事。今回は無理矢理かも知れませんが1頭見つけました。
2008年の勝ち馬スクリーンヒーローと今回出走するヴェラアズール。血統は全然違いますがダート戦でデビューした後、芝戦線に転向。そしてG2のアルゼンチン共和国杯を勝ってすぐのジャパンカップを外国人騎手に乗り替わっての勝利。ヴェラアズールもダート戦線から芝戦線に転向してG2の京都大賞典を勝利してムーア騎手に乗り替わり。若干こじつけ感もありますが出走メンバーを考えると全然勝っても不思議ではないかと。
過去の似た馬と同じような結果になりやすいと考えるとシャフリヤールもディープインパクトのダービー馬で古馬になって尻すぼみ気味になっていくパターンはこのレース3着だったワグネリアンに似ているか。同じような道を辿るとするならシャフリヤールも3着か。
馬券はこの今の3歳馬が勝っている流れでダノンベルーガの単勝にするか、過去の似たケースの馬の馬券でヴェラアズールの単勝にするか、その2頭のワイド馬券、そして3着になりそうなシャフリヤールを絡めてのワイド、ヴェルトライゼンデも馬券に加えるかどうかをもう少し考えます。
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